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選んではいけない土地ってどんな土地?後悔しない選び方

選んではいけない土地ってどんな土地?後悔しない選び方

本格的に家づくりを考えはじめると、土地や環境について関心が高まる人は多いのではないでしょうか。土地は、家を建てるうえで基本となる重要なものです。面積や価格だけに左右されず、さまざまな視点から慎重に決めなければなりません。そこでの暮らしを快適にできるかどうかは、土地で決まるといってもいいでしょう。この記事では、好ましくない土地の特徴や後悔しない選び方について解説していきます。

土地探しの前にするべきポイント!

土地探しを始めると、「眺望は気に入ったのに価格が高い」「安くて広いけど駅までのアクセスが不便」といったさまざまな問題にぶつかることがあります。つい無理をして購入したものの、その後のローンが苦しくなったり生活に不便が出たりすれば、長く住むことは難しくなるかもしれません。そのような事態に陥らないためにも、土地を探す前にあらかじめ予算や優先順位を決めておくと判断しやすくなります。

例えば、通勤や通学のしやすさを重視したいのであれば、駅までの距離や路線バスの本数など交通アクセスを優先する必要性が出てきます。これから出産をひかえているなら、子育てに適した治安の良さや学校までの距離などを優先するのもいいでしょう。そして、家の建築費も含めた総合的な予算について決めておくことも重要です。土地の予算はいくらまで出せるかをまず決めておき、次に土地選びの優先順位を決めておくと迷ったときに選択しやすくなります。

土地の探しの方法

土地を探す方法にはさまざまなものがあります。Webでも気軽に探せるという点では、昔に比べれば土地探しも簡単になったといえます。Webなら空き時間を利用して気軽に探せますし、気になった土地は専用フォームから問い合わせることも可能です。不動産業者に依頼する方法もありますし、家の設計や建設を発注するハウスメーカーに土地探しから依頼するのもいいでしょう。不動産業者やハウスメーカーに依頼しておくと、条件に合った土地を探してもらえます。

現在住んでいる場所の近くで探したいなら、自分で足を運んで土地を探すのも良い方法です。Webや不動産業者に売り物件として登録されていない土地でも、所有者に交渉することで売ってもらえるケースもあります。土地の相場は、国土交通省が運営している「土地総合情報システム」でも調べることができます。所有者がわからない場合は、最寄りの不動産業者に相談してみましょう。多少手数料はかかりますが、所有者を調べて交渉してもらえるかもしれません。

利便性は整っている?選んではいけない土地

長く暮らすことを考えれば、できるだけ良い環境に家を建てたいものです。そのためには、選んではいけない土地の条件について知っておくと失敗を回避しやすくなります。最寄駅までの距離や移動手段など、交通アクセスの観点から利便性が低い土地の特徴や危険性を説明し、さらに判断するための手段について解説していきます。

交通の便が悪い

最寄駅が徒歩圏内にあること、または路線バスが通る道路から近いなど交通インフラが整っていることは土地探しをするうえで重要なポイントです。中には在宅で仕事をしている人やマイカー通勤をしている人もいるでしょう。そのような場合、駅までの距離や路線バスの有無などは気にならないかもしれません。しかし、暮らしているうちに状況は変化することもあります。通勤が必要になったり車が急に故障したりすることもあるでしょう。そのようなときに公共交通機関が使えない環境では困ることになります。

はじめは夫婦世帯でも、子どもが生まれると生活スタイルも変わってきます。子どもの通学を考えると、電車や路線バスが利用しやすい環境は重要なポイントです。もちろん、老後の暮らしについても考慮しておく必要があります。はじめはマイカー移動が中心でも、車に乗れなくなったときに交通の便が悪ければ、生活そのものが不便を強いられるからです。また、親族や友人など訪ねてくる人の移動を考えたときも、駅やバス停が遠いと不便な思いをさせることになるでしょう。

道路条件が悪い

道路条件が悪いのも、選んではいけない土地に挙げられます。近隣の道路がどうなっているかは、実際に現地を歩いてみないとわかりません。道路条件については、徒歩の場合と車を使う場合の両方から見ておいた方がいいでしょう。例えば、家の前が抜け道になっていて日常的に渋滞する場所もありますし、一方通行が多く、遠回りをしなければ自宅に戻れないケースもあります。このような条件があると、車を日常的に使う人にとって選んではいけない土地といえます。

徒歩や自転車での移動が中心なら、信号待ちの多さや歩道橋の上り下り、スロープの有無などを見ておくと失敗せずに済みます。駅までの道路状況は地図を見ただけでは判断できません。距離だけで見ると近いように感じても、そこまでの道路が危険だと迂回せざるを得なくなります。例えば、歩道が狭いうえに交通量が多い場所や、夜間は街灯がないという場所もあります。安全に通行できない道路が多い土地は、できるだけ選ばないようにしましょう。

足を運んで現地調査!利便性が高い土地を探そう!

交通アクセスの観点から選んではいけない土地について説明してきましたが、良い土地かどうかを判断するには実際に足を運ぶことが一番です。都心であれば最寄駅の数や乗り入れている路線の数を調べておくのもいいでしょう。利用できるバス停も2つ以上あると便利です。駅からやや遠い場合はバスでのアクセスが可能かどうかを調べておけば、通勤や通学で利用する際も安心できます。電車やバスについては、実際の運行状況を調べておくことがポイントです。

車の利用が多い人は、実際に現地を走ってみましょう。歩いたときと車で走行したときでは、同じ道路でもまったく感覚が違います。徒歩では問題なく通行できる道路でも、車で走ると見通しが悪いということは珍しくありません。カーブが曲がりにくかったり、信号がなかなか変わらなかったりすることもあります。車の場合、幹線道路に面した土地も避けたい条件といえます。交通量が少ないなら特に問題はありませんが、終日交通量が多いと車の出し入れだけでも一苦労です。

安全性は大丈夫?選んではいけない土地

広さや交通アクセスなどの条件は申し分なくても、地盤が緩ければ災害時に大きな被害をもたらすこともあります。日本で注意しておきたい自然災害といえば水害と地震です。ここからは、自然災害での安全性を観点にした土地選びについて解説していきます。

水害に弱い土地

選んではいけない土地の一つに水害に弱い土地が挙げられます。では、どのような土地が水害に弱いのでしょうか。まず、わかりやすい特徴でいえば、河川や湖、池といった水辺に近い場所です。水辺が近いほど地盤が緩みやすいうえに、豪雨で河川や湖の水量が増えれば建物が浸水する恐れも出てきます。しかし、水害に注意するならそれだけで判断してはいけません。水辺からやや距離はあっても、鉄砲水や土石流の被害に遭う場合もあります。

鉄砲水とは、山地の中流域で起こる急激な増水のことです。洪水よりは強く、土石流に比べればやや弱いという特徴を持っています。つまり、洪水と土石流の中間的なものと考えればいいでしょう。じわじわ浸水する洪水とは違い、鉄砲水は破壊力が強く局所的です。一旦発生すれば、建物をあとかたもなく流してしまいます。近くに小さな河川しかなくても、集中豪雨で上流が一気に増水すると起こりやすくなります。低い土地は避けておいた方が無難です。他にも、埋め立てた場所などもともと湿地帯だった土地も、地盤が緩く水害に弱いといえます。

地震に弱い土地

日本は地震が多い地域で、選んではいけない土地の一つとして地盤が弱いことがあげられます。地盤が弱いと地震が起こったときにそれだけ揺れやすくなり、被害も大きくなりがちです。もちろん、建物自体が免震構造や耐震構造で設計されていることも重要なポイントですが、地盤が弱ければ建物にかかる負担は大きくなります。地震が発生した時に、家の中の物が多少落下する程度ならいいですが、地盤が弱いと建物そのものが傾いてしまうこともあるでしょう。

地震に強いかどうかは、その場を訪れただけではなかなか判断できません。できるだけ過去の情報をチェックすることがポイントです。日常的に大きな揺れが観測される場所でも、建物の被害は出ない土地もあります。そう考えると、単純に地震の発生頻度では判断しない方がいいかもしれません。地震に弱いという点では、津波の可能性も考えておく必要があります。海に近い場所に暮らしたいなら、過去に津波被害が起こっていないかどうか確認しておくことは必要です。近くで津波が起こった場所でも、高台の土地を選べば大きな被害を受けずに済みます。

ハザードマップを活用し、安全性が高い土地を探そう!

水害や地震に強い土地は、一見するだけではなかなかわかりません。特に地震の揺れに強い場所となると、見分けるのは難しいといえます。過去の災害状況についてインターネットで検索するのも一つの手段ですが、ハザードマップを活用すると的確に調べることができます。ハザードマップはほとんどの都道府県で出されていますが、全国の情報を閲覧できるのは国道交通省が運営している「ハザードマップポータルサイト」です。

「ハザードマップポータルサイト」では、土砂被害や水害、地震、さらに道路防災情報など見たい情報を検索できます。また、任意の場所の浸水リスクについても確認が可能です。河川ごとの浸水リスクが表示され、どこまでが浸水しやすいのか判断できるでしょう。トップページから行ける「わがまちハザードマップ」は、市区町村ごとのハザードマップのサイトにリンクしています。実際に暮らしたい地域の災害リスクや防災対策などを知ることができ、生活するうえでの安全性を把握できるため便利です。選んではいけない土地かどうか判断する一つの材料として、ハザードマップを活用してみましょう。

まとめ

家づくりは土地探しが肝心です。住みたい地域で面積や建築条件などが希望に沿っていても、交通アクセスが悪かったり自然災害が起こりやすかったりする土地もあります。失敗を回避するには、できるだけ現地に足を運び、そのうえで土地の情報も収集するようにしましょう。しかし、自分で調査するには限界もあります。住宅地盤の相談や地盤特性から考える家づくりを検討したいときは、「地盤ネット」におまかせください。

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